クリパルヨガ教師、三浦まきこのブログです。日日の暮らし、子供との関わりや料理など。好きなことを好きなように綴ります。
時の流れとターニングポイント
先日結婚10周年を迎えた。
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(カメラマンは息子くん)

さすがに、今までの出来事を振り返るタイミングになった。

1999年12月末に東京に出てきたのが29歳のとき。

ミレニアムは阿佐ヶ谷のワンルームで、目の前にある青梅街道の交差点に止まっては発車する車のエンジン音を夜中まで聞きながら猫と過ごしてた。寂しかったし、焦ってもいた。

2000年代に入っても、若干場所や仕事内容が変わったくらいで、相変わらずの生活をしていた私にとって、人生の転機は2005年、いまから12年前だったと思う。

2004年秋に、今のスタジオヨギーの二期生としてTT(ほんの数十時間の)を終え、11月に初めてレンタルスペースを借りてヨガクラスを教えたのを覚えている。あの時、自分のヨガマットから一歩も出られなかった。それでも、言葉にならない喜びを感じた。あの感覚は初めてだった。

20代でヨガを始めた時、自分が教える側になり、それで生活するようになるなんて、夢にも思ってもいなかった。
ただ私は、毎日会社に通って仕事を続ける生活から脱出して、なんとか自営でやっていく道はないか、と模索していた。

世は何度目かのヨガブームで、2005年には会社を辞め、渡印。
当時日本では認知され始めたばかりの「ヨガアライアンス認定」ヨガ教師となった。

35歳になるその年に夫と出会っている。
知り合いにヨガで瞑想がしたい、と話して進められた「クリパルヨガ」で、ヨガのポーズ(アーサナ)を初めてちゃんと習い、それまで頭でっかちだったり、わけがわからず起きていたいろんな体験を、体でダイレクトに感じて、なるほどと理解できるクリパルヨガに夢中になった。

ヨガスタジオを立ち上げたのも2005年。
銀座の歌舞伎座の裏あたりだった。
先日久々に通りかかって、こんなきらびやかな場所に、まるでバイトしにいくみたいに地味に毎日、夜遅くまで、スタジオ一筋で通い続けたなと、当時のことを思い出した。
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(東京駅から有楽町、銀座とバスに乗り、豊洲まで舞台を見に行きました)

夫と出会って、いつのまにか一緒に夢中になって何かすることが当たり前になって、クリパルヨガに傾倒していった2005年は、確実に自分の人生でのターニングポイントであった。

今年は、それから12年目で、占星術的には幸運の星、木星が自分の星座、蠍座に帰ってくる。
あの年が、12年に一度の幸運期だったと言われても、その時にはよくわかっていなかったと思う。
でも今振り返ると、確かにあの年は今に至る流れの始まりであった。

ということは、これからの12年の始まりとなる出来事が、また今年起きるのだろうか?
そうと思うと、人生はなかなか面白く、時間が経ってわかる楽しみも感じる。

次の12年を終えれば、私は59歳。
その時どうなっていたいだろうか。

2005年以前の私は、しなければいけないことを、できるだけ全て、したいことに変えたかった。
役割ではなく、自分自身を生きてみたかった。

願いが叶ったとも言えるだろうし、志半ばの部分もある。

もう47になるのだ。
自分に与えられた時間を何に使うか、よくよく考えたい。
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Posted by 三浦まきこ
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[Diary暮らしのしおり
忘れたくないこと① 更年期 と 惚れ惚れする女性
GWも終わるなぁ。
PCに向かうのも久しぶりに感じる。

今年のGWは休んだ実感あり。手術した後も仕事は休んでるはずなんだけど、頭のなかはずっと仕事のことでいっぱいだった。
ちょうど1週間、仕事から離れてみて、しみじみそう思う。

思えば連休前はいつも以上に忙しかった。イベントや移動も多くて。

皮切りはこちら、今年2回目のオーガニックライフTOKYO。
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今年は「更年期:PMSのためのクリパル・アーユルヴェディック・ヨガ」がテーマ。
興味のある人が多くて、驚きました。
不調があって病院でそう言われても、誰にもその話ができなくて、ここで「私も、わたしも」という人が多くて安心したと、シェアしてくれる人がいた。

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アシストしてくれた塩ちゃん、千絵ちゃん、家族と。
更年期、PMSなど女性の不調に関するWSは、これからも続ける、手ごたえがあった。

一方、帰省した名古屋で再会した友達は
数年ぶりになのに

「ねぇねぇ、更年期どう?きてる??」
「私の周りはこの話題でもちきり!」

と、いとも簡単に、オープンになんでも話せる相手になる…なんだろうこの、空気感。
久しぶりに会った彼女は、手の甲が小麦色で、今度ウルトラマラソンに出るんだって、話してた。
自分の記録をこれ見よがしには言わない。甘く見られても、あからさまに反応しない。
ただ自分がわかっていればいいんだ、と潔くかつ、相手の思い込みを見透かしても微笑む強い女。

走ることだけじゃなくて、女性らしさや美しさとちゃんと繋がっているのも、すごくかっこいいと、惚れ惚れした。

若き日の悪友だった彼女に刺激されて、人生初の筋トレを始めました。
現在、腹部筋肉痛デス(笑


今年のGWは、忘れたくない思い出がたくさんできた。
キラキラしているその一つ一つを、書いていこうと思う。

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[Diary暮らしのしおり
コンビニにて
4月の初め、まだヨガ指導は休んでいたが、待ったがきかない仕事もあり、書類を抱えてコンビニへ向かった。
この辺りに一軒しかなかったコンビニと、同じコンビニがもう一軒できた。新しい方へ行った。
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カウンターで「宅急便コンパクトで、お願いします」と伝えた。
すると、ちょうど奥のドアから私服の(でも多分アルバイトの)女の子が出てきた。慌てた様子だ。

カウンターにいたおばちゃんに、「あの、これって、ハンコいるんですよね?」と尋ねる。
「あ、それやったことないから…あ、お客さん、すいませんね、宅急便ですね」とおばちゃん。同時に2人と話してる。

女の子は独り言のようにハンコについて考えあぐねていたが、目の前にある「宅急便コンパクト」の封筒をみて「これ(封筒)、測るんですよね?」といいながら、メジャーを取り出して測っている。

いや、待て、宅急便でも「コンパクト」のほうだから、測らなくていいんじゃね?

その後しばらく、まるでルールを知らずにボールを投げて、とりあえず打つけど、どっちに走ったらいいかわからない野球選手みたいな会話がしばらく続いた。

しんがりに、宅急便のお兄ちゃんが到着。
混乱している現場にあれこれ指示するも、おばちゃんは、あたふた。女の子はハンコ問題に戻った。

そこにいたわたしは、だんだんおかしくなってきた。
そして「なんか、大変そうですね」と口に出して言ってみた。

すると、

「今日はほら、新学期やら入学式やらで。ベテランの人がひっとりもいないのよ。わたしたち、みんな入りたてで…よくわからない人ばかりで。すいませんねぇ、お客さん…」と謝るおばちゃん。

わたしは、なんだか、すごく心が温かくなった。
目の前で何が起きてるのか、少し説明してもらっただけで、相手の気持ちがうんと伝わってきて、頑張ってるおばちゃんを「店員」ではなく、「今一生懸命生きてる人」に思えた。

もしわたしが急いでいたり、別のことでイライラしているたら、きっと見過ごしてしまうような一瞬のリアルなつながり。

わたしは、完璧さより、血の通った関わりのほうが、人の心に響くんだなと思った。

帰り際、「がんばってくださいね」と手を振りながら、コンビニを出た。素晴らしくいい気分だった。

その後、あのコンビニの前を通りかかるたび、「あのおばちゃんたち、がんばってるかな?」と自然と思いを馳せている。

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[Diary暮らしのしおり
おしりと健康の考察 〜完璧でないわたしたちへ〜
世の中の3人にひとりは「痔」だそうだ。

そして、お年寄りとの日常会話の50%以上は排便に関すること。(たしかに)

それくらい、おしりの健康は「ヒト」にとって大切なんだよな。

わたしも、おしりの健康促進のため、逆転のポーズ、酵素食、ハラマキなどできることはしました。
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(こうしてレーズンを発酵させてパンにしてみたり)

しかし、30年先の自分を想像した時に、やはり今の内になんとかした方が…と、病院へ行ったのが昨年の秋。

医師に「これ、痔っていうよりポリープですね」と言われた。なぜかショックだった、どうしろというのだ?
「切っちゃいますか?簡単ですよ」と言うのだけど、なんとなくこの人に任せていいのか?不安になり、知人のつてで、別の病院へ。

余談だが、2つ目の病院で勧められた大腸内視鏡検査は、まるでヨガのクリヤ(浄化法)の「腸の洗浄」のようだった。
ヨガでは2Lの塩水を飲むが、看護婦さん曰く「梅塩味」の液体を2L飲み、腸はすっからかんに。(おしりはすごく痛くなるので注意)
検査そのものも「痛い」とネットでは騒がしく書かれていたが、「ぼーっとする薬」なるものを点滴して入れるので、全く意識なし。

※体は素敵に軽くなるし、これなら5年に一回くらいやってもいいなと思うくらい。
※ちなみに腸はバラ色(写真でみせてくれる)、他に怪しいものもなく、一安心でした。

して、手術。

件の「ぼーっとする薬」を投入され、意識がなくなるまでの間に

「ここから先はもう、医者に任せるしかない。委ねるってこういうことだなー。」

と思った。

「からだを医師の手に委ねる」期。クリパルヨガでいう、ステージ3。


術後は自宅療養。
医師に「痛い方の部類に入る手術でしたので…」と2段階の痛み止めを処方される。(初めて聞いたよ…)
普段飲みつけていないからか、薬は非常によく効く。意識ももやーっとする、おかげでよく眠れる。

患部の「叫び」が激しいときは、からだの声はよく響く。
だから感じすぎないようにして、からだを休ませる(眠る)のがセルフケアになるんだなと思った。

ここから、「からだを薬に委ねる」期がはじまる。(まだステージ3中)

しかししばらく続けていたら、からだと頭(マインド)が離反する感覚が強くなった。

わたしの場合、からだは食べたがっていなかった。むくんで(腫れて?)苦しい。
でもマインドは、食べたがってる。薬を飲むには食べなくちゃと考え、そして正直言うと、他にすることがないのだ。
1日3度の食事くらいはすることが欲しい。

どこまでいっても、マインドは忙しい。しょうがない奴だな、と頭をくしゃっとしたくなる。

この「からだを薬に委ねる」期の間、徐々に痛みがノーマル級に収まってくると、代わりに勢いを増したのがこの「マインド」。

食べ物、本、音楽、仕事など何かすることをずっと探していることに気づいて、こんなことしなくていいのに、と思った。
術後「惚けてすごす」のを楽しみにしてたのだ、わたしは。
これじゃ、ぜんぜん「惚け」られてないじゃないか、と。

まだ痛みマックス級のときは、ぼーっとしながらもイタイなぁって感じてた。その時の方が、マインドは落ち着いてたなぁって。
からだに意識を向けると、患部以外の体全体が、暖かく、細かく振動しているように感じられた。
それがとても安らかな感覚で、わたしはこうしていたかったんだと思った。

その手伝いをするために、少しだけからだを動かし始めた。
足をマッサージしたり、アーユルヴェーダの10の動き(ダシャチャリヤ)で関節をほぐしたり。
病中病後でも、これならできると教わったことは、やってみるに限る。

数日後、薬が効きすぎたり、また副作用もあって、病院に電話。すると、しばらく薬を休んでいいと言われた。
ここから、徐々に自分の意思でからだと関わる「わたしがからだと関わる」期へ。

クリパルヨガでは、ステージ3(委ねる)からステージ1(土台を作る、意思を持つ)へ自然なサイクルを繰り返すとする。

薬をやめていい、と言われたら、俄然やる気が出たのは本当に不思議。

1、無理にたべなくていい(⇦ここではやった!と思えた。多分よほど、体がしんどかったんだろう)

2、Kripalu Centerのターメリックについてのtweetを目にする。
4月の特別クラスの参考にと、メモを書き始めたら、術後のわたしにぴったりじゃない?!
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面白くなってきて、この日はターメリックdayにした。

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おやつに「Golden Milk」 黄金色はターメリックの色。

3、薬を休んでいいってことは、経過順調ってことよね、→ ヨガしてみるかと、ヨガ再開。
痛くないように、負担をかけないようにするには「ゆっくり動いて様子を見ること」。散々習ってきて、生徒さんにも伝えてきたけど、自分でやってみると、確かに、シンプルだけど、これに尽きるな、と実感

4、薄々気づいてたけど、患部以外のからだは元気なハズ。
動かせるところを動かして、痛いところ(ダメなところ)だけじゃなく、痛くないところ(ステキなところ)に注意を広げると、体が喜ぶ。
イタイところ=わたし と限定してしまいがちだけど、それ以外の全部が「わたし」だと意識を広げると、からだも心も、楽になる。

-----------まとめ----------

別に手術を受けなくたって、心やからだに、「不快なところ」や「嫌なこと」がある人はたくさん、たくさんいるだろうと思う。
私たちは、完璧にはなりえない。
そして、それでよい。

イタイところが痛すぎて、目も当てられない時は、感じないようにしたり、他のなにかに委ねることもOK。

だけど、何にでもピークがあって、それを過ぎれば和らいでくる。そしたら、感じるのは、とてもいい。なぜなら、それがイタイところやそれ以外のところとコミュニケーションするってことだから。感じるのは、会話するようなもの。

そして、イタイところを内包しながら、それ以外の自分のパーツにも意識を向けて、わたし=イタイ じゃなくて、もっと全体的なわたしになれると、調和が生まれる。

わたしはヨガやアーユルヴェーダが好きだけど、自分の好きなやり方や、興味のある方法でいいのだと思う。
自分の意思を持って、からだや心と関われると、治癒や癒しのプロセスに居やすくなる。
自分以外の誰かや何かに委ねている時には湧いてこない、生きる力、プラーナが湧いてくる、そんな気がした。

Posted by 三浦まきこ
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花森安治の仕事展をみて、ブログ引越しやめました
早春、とはいえ寒風吹きすさぶ中、世田谷美術館へ行ってきました。

目的は「花森安治の仕事」展
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トト姉ちゃんでの唐沢さんのイメージとは全く異なる、どちらかというと彼の描く女性に似た男の人という印象。この写真のみ撮影OKデシタ。

ほっこりした、温かみのあるエネルギーかと思いきや、私が受け取ったのは

「執念」
「気迫」



あなた、まだ諦めるには早いよ
まだできること、あるでしょう。

そう言われているような気持ちになった。

直感的にひっかかったことは、メモさせてもらい

お土産に本と、キッチンクロス(友達の分もいっしょに)を連れて帰る。
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このイラストひとつひとつにも、花森さんの理想を追い求める痛く、厳しい思いが詰まっているんじゃないか。
このクロス開発にも、台所で働くささくれ立った手の一つ一つを、思いながら執念深く、素敵なものを作ろうとしたのではないか。

私も、不束者ながらに、自分の思うことを諦めずに続けてみようと、思うに至りました。

新しくできたHPのブログ機能では、日日の機微をこつこつと紡ぐには向いていないため、ブログの引越しは、やめることにしました。

こちらのブログには日日のこと、言葉や写真、自分が好きなことについて、今まで以上に丁寧に、楽しんで書きたいと思っています。

HPブログは、お知らせ中心にしようかと思っております。また変えるかもしれませんけどね(笑

こちら、先日の砧公園
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また桜の咲く頃に、お礼参りに行きたいです。


Posted by 三浦まきこ
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