山梨県でのクリパルヨガのクラスやワークショップについて。自然育児や料理などのコラムも。
日々繰り返すこと
日々繰り返すことに興味がある。
一番大切なのは、食べること、眠ること、排泄すること。
それに加えて、暮らしのなかで親しい人と紡いでいくなにか。

例えば、毎晩子どもに本を読むこと。
子どもの成長に合わせて読む本は変わり、大きくなったな、と心で感じることがある。
子どもの頃自分が大好きだった本を読み聞かせる時、長い時間を経て繰り返される物語が、あまりに新鮮で、驚きすら感じることもある。
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少女だった自分が、歩いてきた道を思い返す。その頃はまさか自分の子どもに同じ本を読むことまでは考えていなかったな。

ヨガや瞑想、アーユルヴェーダもそれと同じに、何度も繰り返すことで、細胞の一つひとつや、意識の細かい襞の中に沁み入り、長い時間をかけて、本当の意味で理解し、味わうものだと思う。

どんなに時代が急ぎ足になっても、一年365日をかけて地球は回り、四季が変化する。
そしてその営みは何度も繰り返されている。
だから、わたしも、日々繰り返すことをやめない。

時折、新しい場所に出掛けたり、珍しいことをしてみたりするのもいい。
毎日の仕事を、一つひとつ片づけることから得る満足感もある。

しかし、繰り返し、積み上げて行くことの価値を再確認したい。
目の前に、人生のごちそうがあるのだ。


〜2015.3.9 に携帯にメモ書きした文章が、何かの拍子に画面にでてきました。
 蠍座に太陽が戻って来て、わたし的には「元旦」のような今日、この一年を振り返るのにちょうどいい文章のように思いました。
 もうすぐ生まれて丸45年、毎日の繰り返しの結果、今ここに生きてることに感謝しています。〜
 


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Posted by 三浦まきこ
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[Diary暮らしのしおり
読み聞かせとヨガ
今朝、小学校で「朝の読み聞かせ」のボランティアをしました。

自分の子供のいるクラスで、10分間。
何を読んでもいいとのことでしたので、最寄りの図書館で薦めてもらった本を読むことにしました。
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本を二冊読むことも出来るけれど、少し体を動かして、心をリラックスしてから、一冊集中して聞いてもらうのもいいかなと、少しだけ一緒にヨガするつもりで出掛けました。

20人くらいの子供たちが、椅子と机を教室の後ろに下げて、前の方に出来たスペースで体育座りをして待っています。
最初に「ヨガ」知ってる?って聞いたら、知ってるとか、聞いたことがあるとか、知らないとか、なんにせよ反応は良好。

2人ペアを作って、簡単に体を動かして、それに呼吸に合わせるだけでも、興味を示す子も多かったし、ふざけてる子もいたけれど、「なにかすること」に集中してるようでした。

読み聞かせに移るトランジションに、「目を瞑って(←つぶって、こう書くんですね)、3つ大きな呼吸をして」と促したら「深呼吸だね」と言いながら、一瞬静かになる・・・ワァきゃあ言っていた子たちが、一瞬でしんとして、そこにいる感じになります。これには、感動しました。こんなにすっと、集中するとは思っていなかったから・・・。すごくピュアで、まっすぐに、何の疑いもなく、ただ呼吸に意識を向けてる。短い瞑想してるんだなと思いました。

沈黙からの読み聞かせは、とてもスムーズで、エネルギーの流れに乗るようで心地よかったです。
読み聞かせの間中、子供たちの集中力は途切れず、わたしが読んで聞かせてあげるというより、子供たちから純粋な、ワクワクするエネルギー、元気をもらった気がしました。

来月ももう一回行くことになっています。
また行けるのが本当に、楽しみです。
Posted by 三浦まきこ
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[Diary暮らしのしおり
秋と更年期に向けてのセルフケア
すっかり秋ですね。
来月45歳の誕生日を迎えますので、人生の季節も、秋に入っているように思います。
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秋は少し寂しい気持ちにもなりますが、自分に意識を向けて内観を始める良い時期でもあります。

この2週間は、夫の留守によって、ひとりの時間が増えました。
季節の変わり目に、セルフケアする時間をもらっているような気がします。

このところ気をつけて行っていることがいくつかあります。

・白湯、ケチャリ(インド風の豆と米、野菜などの入ったおかゆ)など消化がよく、体を温め、刺激の少ないものを摂る
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・何を、どれくらい食べたいか、体に聞く
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秋、冬は甘み、塩味、酸味、そして、良質の油分を多めに。写真はさつまいもとりんごに、軽く塩して煮ただけのもの。体も心もホッとする味です。

・トイレを我慢しない

6月にクリパルセンターで受けたアーユルヴェディックヨガのプログラムで指導してくれたJohn Douillard の「女性の健康のためのアーユルヴェーダ」というPodcastがきっかけです。
こちらでその録画が見られます→ Ayurveda for women's health

1時間ちょっと、女性と自然のサイクルとの繋がりのことや、月経、更年期、不妊、流産、産後のケアまで、すさまじい情報量でしたが、「トイレを我慢しないこと」ならすぐできそうだし、簡単だし、試してみています。

最初は「そんなの普通にやってるよー」と思ってましたが、本当にそうしようと意図してみたところ、意外と「まだいいだろう」と思って後回しにしたり、トイレに行くのを(変な話ですけど)面倒くさがっていたことに、気づきました。

トイレを我慢しないことは、アパーナと呼ばれる下降して体外へ排出する流れを、あるべき力に戻す助けになるそうです。
だから、生理も楽になり、体の浄化に繋がるというわけです。生理を楽にするには、月経血を排出するだけじゃなくて、その準備を体全体がしている時に、リンパの流れをスムーズにすることも大切だと聞いて、運動も増やしました。

・リンパを動かす
リンパは皮膚のすぐ下に流れている体液で、体をさすったり、動かしたりすれば自然に動きます。
ーボディブラシやオイルを使ったマッサージ(アヴィヤンガ)
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ー朝キッチンで関節を動かす(ダシャチャルヤ、と呼ばれるものです)
ー日中は30分は運動する(散歩、自転車など、わたしは水泳が好きです!)
ーヨガ
ー踊る(笑)など
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・痛みのある部位に注意を向ける
(これは大きかったです。)
慢性的に右肩が痛くて、どこかで「あきらめ」ていました。
痛くても放っておく、そのうちどうにかなるまで気にしないようにする、というのは、わたしの古いパターンそのものです。

PRYT(ヨガセラピー)中も、ずっと痛みはありましたが、むしろ、気にかけて様子を伺って、注意を向ける方が必要だったのかも、と思い始めてから、ひどい痛みのときも、ぐずついた痛みのときも、それを感じて呼吸して、注意をそらさないようにしてみました。

一週間くらいしか経っていませんが、変化の兆しがあります。激しさが和らいで来たようです。
もうしばらく続けてみます。

そんなこんなで、体がスッキリして来ました。
心もいい感じで、新月が迎えられそうです。




Posted by 三浦まきこ
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[アーユルヴェーダ
恥を強さに。
山梨出身の大村智氏のノーベル賞受賞が新聞の一面トップを飾っています。
地元紙では、計5面が大村さんの記事で埋められ大フィーバーです。その記事の中に、「成功した人は、人の倍も、3倍も失敗している。失敗を繰り返しても、やりたいことをやりなさい。」という言葉がありました。

この言葉が、最近、小学校1年の息子とよく話すテーマと重なりました。それは、何かについて「違うよ」と言われたときの対応についてです。

例えば宿題で間違っているところがあるとします。親に見せてから先生に提出することになっているので、「ここが違うよ」と伝えると、素直に笑ってやり直す時もあれば、ふて腐れて面倒そうにしたり、時には泣き出したりすることもあります。
間違っていることを知らないままでいるよりは、「ああ違ったんだな」って分かった方がいいじゃないか、と端から見ていれば思えますが、どうもそんな単純な話ではなく、ここでは、なにか大事な、注目すべきことが起きてるんじゃないかと、むしろ興味を持ちました。
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息子は、その場では貝のように口を閉ざすこともありますが、少し時間が経ってリラックスすると、何かしら話し出します。
曰く、「それはちがうとおもいます」と言われることがすごく嫌なんだそう。
授業中も、「ぜったいこうだ」と思うまで手を挙げない、「それはちがうとおもいます」と他の人に言われるのが、「すごくいや」なんだ、と。

また、自分がこうなりたい(こう見せたい)と思う姿と、現実の自分が違うということを、他人、特に大好きな人(親)には見せたくないようです。

どうも「恥」という概念が、反応のキーになっているようでした。

これって、大人でも「わかるー」って頷き、共感できる気持ちじゃないでしょうか。

誰だって、恥だと感じ、傷つきやすく、無防備で脆い状態にいることを避けようとすると、ふて腐れたり面倒くさく思ったり、拒絶して泣いたりするのでしょう。

でも、その状態では、他者と繋がり合うことは出来ません。

恥が、習いたてのカタカナで、ハモリカーではなく「ハーモニカ」と表記するのだと知ることを拒否してしまうように、大人になればなったで、恥ずかしいと思うことは、居心地が悪く、受け入れ難く・・・。
より多くの真実を知り、他者と理解しあい、豊かな人生を生きるには、理想とする自分ではないことを許し、恥だと感じることをも受け入れて、「何が違ったのだろう?他にどんな可能性があるのだろう?」向かい合って行くことが大事なんだと思うのです。

では、どうであれば、間違った自分を恥ずかしいと感じても、OKでいられて、知らなかったことを知る喜びを受け取れるのでしょう。

そのことについて、TEDで大人気のブレネー・ブラウンさんは、自分が愛されているという安心感や、家族や仲間の一員だという帰属性があるかどうかが鍵になる、つまり愛と帰属意識の問題なのだとは説明していました。

実際、ウチの子供を見ていても、自分は愛されている、愛される価値のある存在だと感じていられれば、間違いを犯したり、恥ずかしいことが起きても、そこにちゃんといられて、そこから次のアクションをとれているように思えます。そのために親としては、すごく時間をかけて、あなたを愛している、サポートしたいんだと言う態度を貫いてみせる努力をしています。

でも、自分の価値に不安を感じる時には、そうはいかず・・・。毎日の生活の中で、常に自分は愛される価値のある存在だと感じるには、もっともっと愛の積み重ねが必要だろうと思います。

子供のためだけでなく、まずは自分自身が、自分の恥や弱さをちゃんと感じて受け入れられるように、愛ある関係性の中に居て、安心している環境、人間関係を努力して育みたいものです。
そして、弱さを受け入れ、認めた上で、結果の確かさによらず、自らの意志や意図を抱く時の、強さや、人生を謳歌する力を持っていたい。

それを少しづつでも、子供に伝えて行けたら、と思います。焦らず、ゆっくりと、ね。

自分自身をケアして、愛で包み、安心していられるような、ヨガとアーユルヴェーダのワークショップクリパル・アーユルヴェディックヨガ〜冬のぬくもり〜を2015年12月、下北Yoga of Lifeで開催予定です。

ぜひ、温まりにいらしてください。
Posted by 三浦まきこ
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[Relationship夫と子供との暮らし
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