クリパルヨガ教師、三浦まきこのブログです。日日の暮らし、子供との関わりや料理など。好きなことを好きなように綴ります。
恥を強さに。
山梨出身の大村智氏のノーベル賞受賞が新聞の一面トップを飾っています。
地元紙では、計5面が大村さんの記事で埋められ大フィーバーです。その記事の中に、「成功した人は、人の倍も、3倍も失敗している。失敗を繰り返しても、やりたいことをやりなさい。」という言葉がありました。

この言葉が、最近、小学校1年の息子とよく話すテーマと重なりました。それは、何かについて「違うよ」と言われたときの対応についてです。

例えば宿題で間違っているところがあるとします。親に見せてから先生に提出することになっているので、「ここが違うよ」と伝えると、素直に笑ってやり直す時もあれば、ふて腐れて面倒そうにしたり、時には泣き出したりすることもあります。
間違っていることを知らないままでいるよりは、「ああ違ったんだな」って分かった方がいいじゃないか、と端から見ていれば思えますが、どうもそんな単純な話ではなく、ここでは、なにか大事な、注目すべきことが起きてるんじゃないかと、むしろ興味を持ちました。
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息子は、その場では貝のように口を閉ざすこともありますが、少し時間が経ってリラックスすると、何かしら話し出します。
曰く、「それはちがうとおもいます」と言われることがすごく嫌なんだそう。
授業中も、「ぜったいこうだ」と思うまで手を挙げない、「それはちがうとおもいます」と他の人に言われるのが、「すごくいや」なんだ、と。

また、自分がこうなりたい(こう見せたい)と思う姿と、現実の自分が違うということを、他人、特に大好きな人(親)には見せたくないようです。

どうも「恥」という概念が、反応のキーになっているようでした。

これって、大人でも「わかるー」って頷き、共感できる気持ちじゃないでしょうか。

誰だって、恥だと感じ、傷つきやすく、無防備で脆い状態にいることを避けようとすると、ふて腐れたり面倒くさく思ったり、拒絶して泣いたりするのでしょう。

でも、その状態では、他者と繋がり合うことは出来ません。

恥が、習いたてのカタカナで、ハモリカーではなく「ハーモニカ」と表記するのだと知ることを拒否してしまうように、大人になればなったで、恥ずかしいと思うことは、居心地が悪く、受け入れ難く・・・。
より多くの真実を知り、他者と理解しあい、豊かな人生を生きるには、理想とする自分ではないことを許し、恥だと感じることをも受け入れて、「何が違ったのだろう?他にどんな可能性があるのだろう?」向かい合って行くことが大事なんだと思うのです。

では、どうであれば、間違った自分を恥ずかしいと感じても、OKでいられて、知らなかったことを知る喜びを受け取れるのでしょう。

そのことについて、TEDで大人気のブレネー・ブラウンさんは、自分が愛されているという安心感や、家族や仲間の一員だという帰属性があるかどうかが鍵になる、つまり愛と帰属意識の問題なのだとは説明していました。

実際、ウチの子供を見ていても、自分は愛されている、愛される価値のある存在だと感じていられれば、間違いを犯したり、恥ずかしいことが起きても、そこにちゃんといられて、そこから次のアクションをとれているように思えます。そのために親としては、すごく時間をかけて、あなたを愛している、サポートしたいんだと言う態度を貫いてみせる努力をしています。

でも、自分の価値に不安を感じる時には、そうはいかず・・・。毎日の生活の中で、常に自分は愛される価値のある存在だと感じるには、もっともっと愛の積み重ねが必要だろうと思います。

子供のためだけでなく、まずは自分自身が、自分の恥や弱さをちゃんと感じて受け入れられるように、愛ある関係性の中に居て、安心している環境、人間関係を努力して育みたいものです。
そして、弱さを受け入れ、認めた上で、結果の確かさによらず、自らの意志や意図を抱く時の、強さや、人生を謳歌する力を持っていたい。

それを少しづつでも、子供に伝えて行けたら、と思います。焦らず、ゆっくりと、ね。

自分自身をケアして、愛で包み、安心していられるような、ヨガとアーユルヴェーダのワークショップクリパル・アーユルヴェディックヨガ〜冬のぬくもり〜を2015年12月、下北Yoga of Lifeで開催予定です。

ぜひ、温まりにいらしてください。
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Posted by 三浦まきこ
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