クリパルヨガ教師、三浦まきこのブログです。日日の暮らし、子供との関わりや料理など。好きなことを好きなように綴ります。
アーユルヴェーダの食卓:冬のヴァータのためのオニオンスープ
寒い冬に、温かいスープを作りませんか?

忙しい師走に、あえてのんびり料理できる時を作る!のも、ヴァータケアのための1つのエッセンスです。

冬のヴァータのためのオニオンスープ
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材料:
玉ねぎ 大2個
ギー 40−50g
赤ワイン(できればオーガニックで酸化防止剤無添加のもの)大さじ2くらい
水 500ml

作り方:
1、玉ねぎを薄切りにして、鍋にギーを溶かしたところに加え、じっくり飴色になるまで炒めていく。
✳︎焦らず、ゆったりと。甘みはヴァータケアにぴったり。
IMG_2908.jpg

✳︎ギーは、最近は成城石井などでも手に入るとか?とても美味しく、酸化しにくく(老化しにくい、ということです!)オススメですが、ない場合はバターや菜種油などでも。たっぷり使って、こく(=重さ)を出して。

2、玉ねぎが濃いブラウンになったら、赤ワインを加えなじませ、水を加えて10−15分煮る。

3、塩で味を整えて出来上がり!

作り方は極めて簡単ですが、慌てず、腰を据えて、かつのんびりとリラックスして、この工程と関わること自体、ヴァータ(風)を安定させてくれると感じます。そして、味も、まさにヴァータ向け◎
その理由✳︎は後ほどしつこく述べます…

たっぷりな量なので、アレンジも楽しいです🎶

<アレンジ1:オニオングラタンスープ>
IMG_2923.jpg
スープをボールに注いで、バケットとチーズを加えて、チーズが溶けるまで、オーブンかトースターで焼きます。
夫と子供もおいしいと、気に入ってくれてました^^

<アレンジ2:半熟卵をそえて>
IMG_2922.jpg
スープに卵を割り入れ、半熟になるまで火を入れる。
ガーリックトーストをスープに加えて一緒に食べてもおいしい。



さて、ここから先は、
どうして、オニオンスープが冬のヴァータケアによいのか??

理屈でわかるともっと面白い!という方はぜひ読んでみてください。

アーユルヴェーダでは、冬はヴァータ=風と空の質 が増えると言われます。

5大元素の中でも風は
・冷たい
・乾いている
・ザラザラと荒れている
・軽い
・不安定
・動き回る

という特質(グナ)が多いです。

実際、冬は寒いですし、肌も、体の中も乾燥しやすい。
便秘や生理不順、PMS、更年期などのホルモンバランスの乱れも、ヴァータの増悪が原因と言われます。
また心理的にも、気持ちが荒れやすく、不安定になりやすい。

だから、冬にはそれらと反対の質を増やすとよいのです。
つまり
・温かい
・湿っている
・油気(なめらかさ)
・重い
・規則正しいリズム、安定感
・ゆっくりする

たとえば、温かいお風呂は、熱と湿り気を増やしますし、同じお湯で作る湯たんぽも、どっしり重いですよね。
寒い時にお風呂に入った後や、湯たんぽを抱えた時、「あったかーい」「ほっとするー」と感じるのは、(アーユルヴェーダ的に言えば)増えすぎたヴァータを和らげられたからなのです。

アーユルヴェーダの食養生では、ハーブやスパイスが知られていますが、それは発祥の地インドがスパイスの国だからじゃないか、と個人的に思っています。もちろんハーブやスパイスはパワフルなものですが、もともとそれらを多用しない日本の食文化において、他にできることもたくさんあると思うのです。

たとえば、食事を作る時にかける時間、食べるのにかける時間をゆったりと長くする。
玉ねぎを大量に切り、長いことじっくり炒める作業は、規則的で、のんびりとしたリズムに乗って行う。
そうやって意識して作ると、味も香りもスープ作りにかけた愛情も、目一杯味わおうという気持ちになるような気がします。

そして、温かく、汁気があり、砂糖ではなく、野菜や穀物(スープに浸された湿って柔らかいパン)の持つ甘みと、質の良い油分のあるこのスープは、体も心もほっこり暖かく、安定させる冬のヴァータケアにぴったりな料理となるでしょう。
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Posted by 三浦まきこ
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